中国人の旅行者のせいで、ヤワラーは再開発の嵐。 何十年もやっている、老舗のお茶屋、粥屋、菓子屋がみんな立ち退きさせられて、 どんどん、地元の人相手ではない店ばかりが増えている。 これは昔からやっていた、質屋の廃墟の写真。
定宿にしているホテルの裏にある寺。 ワットトライミット、朝、この寺を眺めながら喰うジョークが最高だ。
ジュライサークルにあるいつも見る看板。 あの辺に行くと、北京飯店のスワニーと顔にあざの在ったおばあちゃんを思いだすな。
毎朝、ファランポーン駅前にある宿を出て、ヤワラーの奥にある龍蓮寺裏の商店街 まで、タイ菓子を買いに行く。 いつもの道、いつもの場所を、ルーティンのように撮り歩きながら。
日常の中の差異に気付くには、繰り返しの内にそれが当たり前の事に 成っていないといけないのだ。 正に、差異と反復。
かって、街頭宝くじ売りが集まっていた地域
豚の脳みそスープを出す老舗に行く途中の路地。